ソーラーパネルの設置方法のちがい
野立て型
平地に野立ての太陽光パネルを設置する方法です。太陽光の照射角度に合わせた位置に自由に設置角度や位置を決めることができ、最適な位置に太陽光パネルを設置することができます。
営農型
営農型太陽光発電とは、ソーラーシェアリングとも呼ばれ、2m以上の支柱を立てて田畑の上部に太陽光パネルを設置する方法です。農業生産と太陽光発電を同時に行うことが可能です。
自家消費型
太陽光パネルを敷地内に設置し、発電された電力を所有者が自家消費する方法です。個人宅や会社の屋根などで太陽光発電を行い、その電力は自宅や会社内で使用されることが特徴です。
オフサイトPPAについて
GFSでは、オフサイトPPAという契約形態を導入しております。
オフサイトPPAは、あたらしや株式会社が発電事業者（PPA事業者）となり、需要家と電力の長期購入契約を締結する再エネ調達スキームです。電力需要施設とは離れた拠点に発電設備を設置することから、国内では電気事業法に則り小売電気事業者を介して電力を調達する必要があるものの、複数拠点に送電することも可能です。こうした特徴から、再エネ電力を調達する上で、需要敷地内へ発電設備の設置が困難な場合や、オンサイトの太陽光発電だけでは供給量が足りない場合に有効な手段といえます。また、一般的に発電設備の設置から運用、保守管理は発電事業者が負担するため、需要家は初期投資ゼロで再エネ電力を利用できます。オフサイトの場合は託送料金（グリッドコスト）や、需給調整やインバランスにかかる費用（バランシングコスト）が上乗せされます。
近年、オフサイトPPAは環境価値のみを購入する「バーチャルPPA」と、電力と環境価値を一緒に購入する「フィジカルPPA」に分類され、ニーズに合わせた様々な取引手法が確立され、国内でも注目度が高いスキームです。
PPAとは？
Power Purchase Agreementの略称で、「電力購入契約」を表します。国内では「第三者所有モデル」とも呼ばれ、10年～20年程度の契約期間で、電気料金は定額制が主流となっています。再エネを調達する上で、証書購入や再エネメニューの利用による調達方法と比較し「追加性」があることから、気候変動対策への貢献度が高い電力調達方法です。
※「オフサイトPPAについて」…あたらしや株式会社様より引用